金沢百番街の2つの顔、観光客向けの「あんと」、地元向けの「Rinto」、どちらも楽しい!

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金沢百番街とは金沢駅高架下を利用した商業施設です。店舗数は100店を超えており、お土産物売り場が揃っているあんと(コンコースを挟んで改札側)はり金沢観光客にとって不可欠とも言える存在が「金沢百番街」であり筆者も金沢訪問都度利用しております。今回はその魅力の一端をお伝えします。

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金沢駅・金沢百番街の移り変わり

Wkipediaによれば、金沢駅が開業したのは1898年(明治31年)4月1日だそうで今から124年前のことです。

 

金沢日和 | 10年で変わった金沢 <金沢駅>
https://www.kanazawabiyori.com/special/kanazawa10year/kanazawaeki.html

時を経て高架になったのが1990年6月で、その翌年1991年3月に高架下を利用した商業施設としてオープンしたのが金沢百番街です。

1991年3月開業当初:
かなざわ館」(金沢の伝統文化をテーマ)、「トレンド館」(ファッション)がオープン

1997年3月:
あじわい館」(飲食店)がオープン
かなざわ館」を「おみやげ館」に改称

2007年5月:
金沢駅西口に新たな商業施設「くつろぎ館」ができ、さらにビジネスホテル「ヴィアイン金沢」やスーパーマーケット「100banマート」もオープン。

2010年10月:
トレンド館」閉館

2011年3月:
トレンド館」跡をリニューアルする形で「Rinto」開業

2014年7月:
おみやげ館」と「あじわい館」を改装する形で両者を統合し「あんと」としてオープン

2015年3月:
Rinto」増床リニューアルオープン

2017年4月:
くつろぎ館」を「あんと西」に改称

2020年6月:
あんと西」の1階〜3階までの飲食スペースを「百番キッチン」としてリニューアルオープン。特に1階は9店舗がオープンスペースに集合して営業しているスタイルになった

頻繁に変わっているようでややこしいですが、観光向けのお土産と飲食エリア(現在の「あんと」と「あんと西」)、ファッションエリアに分かれた形で拡大(現在の「Rinto」)してきました。

[公式] 金沢百番街
https://www.100bangai.co.jp

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観光客にお馴染みの「あんと」「百番キッチン」

あんとの飲食店街

筆者を含め観光客にお馴染みなのがお土産物屋さんが並んだ「あんと」と到着直後や帰る前に食事をする「あんと」の飲食店街と「あんと西」にある「百番キッチン」でしょう。

下の写真は百番キッチンの入口です。

百番キッチン入口

筆者が訪問するたびに欠かさないのは「あんと」の
8番らーめん
ゴーゴーカレー
でしょうか。どちらも大好きでこれぞ金沢B級グルメです。ちなっみにゴーゴーカレーは都内にも何店舗かありまして、先日は上野御徒町店に行ってきました。Google Mapsで「ゴーゴーカレー」を検索すると他のお店も探すことができます。

他に休憩ポイントではありますが、
ジャーマンベーカリー(山崎製パンの100%子会社でヴィ・ド・フランスの仲間と言えます)
はちょくちょく利用しています。Rinto内にあり、休憩としてコーヒーと何かパン1個を店内で頂いています。リニューアル前はもっとスペースが広かったのですが、Rintoリニューアルで店舗が狭く待ってしまいました。

他にいただいたことがあるのは、
魚菜屋(以前はよく夕食をいただいていましたが、最近ご無沙汰)
黒百合(ランチのおでん定食がリーズナブルですが、タネの種類が少ないので別に単品で車麩、赤巻き、ふかし、ばい貝などの金沢おでんならではのネタを頼むといいでしょう。筆者は車麩が大好物。季節があえばちょっとお値段が貼りますが「蟹面(香箱蟹丸ごと1匹を甲羅に詰めたもの)」がお勧め。
廻る富山湾 すし玉(最近は値段がかなり上がってしまったので利用していませんが、東京都はレベルの違う回転寿司をいただけます。地物・近海物がおすすめ)
白山そば(いわゆる駅そばの仲間、まあ、普通かしら)
Gong cha(いわずとしれたチェーン店)
加賀屋(あの有名な旅館の加賀屋の加賀屋です、価格は少々高くなりますが味は良いしゆっくりできるのがポイント)
カフェ 加賀麩不室屋(「くるま麩カツレツセット」をいただいたことがあります、肉の代わりに車麩とは思えない美味しさですが、肉じゃないので腹持ちはそこそこ)
くらいでしょうか、25回訪問している割にはいつも同じ店ばかりかも。

カフェ 加賀麩不室屋のコーナーから百番キッチンの中を見たのが下の写真。

百番キッチンの中

全国でもお馴染みのお店ではなく、金沢にしかないお店(有名店でもB級でも)に入るがポイントです。首都圏住まいの人が金沢でわざわざマクドナルドに入る必要はありませんから(笑)

あんと西の100banマート

おすすめはあんと西2Fのエスカレーター上がった正面にある100banマートです。

駅上のスーパーということもあって夕方は通勤のお客さんで混み合います。

なかでも店舗奥の寿司コーナーで18時ごろになると握りが30%オフ、最高で半額くらいになります。

3割引の寿司

ここで近海物の入った盛り合わせパックを買ってホテルに戻り、夜食としていただくのが筆者流。もちろん晩御飯はちょっと早めに済ませてからですが、あんとで晩御飯を食べる前に100banマートの寿司コーナーを覗いてみて、品揃えの残り具合を確認してから、さくっと8番らーめんかゴーゴーカレーを食べて、100banマートで安くなった寿司を買う。ホテルに戻って冷蔵庫に寿司をいれておき、シャワーを浴びてさっぱりしてからビールと寿司をいただく!

余談ですが、夕方の寿司ならば金沢エムザの地下もお勧めです。

[旅路の部屋] 金沢観光、あまり待たずに金沢で寿司・回転寿司を食べる方法は?
https://aichanworld.com/wd/2022/11/25/post-26046/

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ファッション・雑貨のRinto

コンコースを挟んで「あんと」と反対側にあるのがファッション・雑貨の「Rinto」です。

ジャーマンベーカリー、白山そば、Gonchaなどいくつかの飲食店はRinto側にもあります。

「Rinto」は前身の「トレンド館」のころ2006年にファッション・雑貨・シネコンのある大規模商業施設「金沢フォーラス」がオープンしてから経営が低迷し一度閉館していますが、その後「Rinto」としてオープンし、北陸新幹線が開通した2015年に増床しています。

金沢フォーラス内にあった「未来屋書店」という大きな本屋さんが閉店したので、金沢駅周辺での書店は「Rinto」にあるうつのみや書店だけになってしまいました。大きな書店は近江町市場前の金沢エムザにあるTSUTAYA書店までいかないとダメです。

ここには3CONISやファッション系のお店、雑貨系などがあり、歩いているのは観光客というよりは地元の女子が中心で、ときおり筆者のようなおっさんがうろうろしているという。いや、それは極端ですが、あんとのようにほとんど観光客というのとは正反対です。

「Rinto」にはコンコース側にお土産物(どちらかといえばばらまき系)、白山そばがあり乗車前に手っ取り早く済ませることができます。

その奥にいくと、どちらかといえば地元の方が多くなるエリアでしょうか。

東側に出るとすぐ前が金沢フォーラスですので、この間を行き来する人多し!

「Rinto」中央の広場(というかテーブルとイスが多数ある)にはGong Chaがあり、お茶・紅茶を頂いて休憩することもOKです。広場にイスとテーブルがあるだけでコンセントはありませんので悪しからず。

Rintoは金沢フォーラスと合わせて一つの施設的に使うと良いと思います。特に金沢フォーラスにはイオンシネマがあり、雨の多い金沢で朝から雨でどうするかなぁ、というときに筆者はここで朝イチで映画を見てから、あんとか金沢フォーラスでお昼を食べてRintoや金沢フォーラスのお店をウィンドウショッピングすることも多々あります。わざわざ金沢へ来て….と言われることも多いのですが、もはやAnother Skyの金沢です、こういう普通の休日的過ごし方もたまにはありです。

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金沢駅から離れると店は少ない!

金沢駅周辺の飲食・ショッピングは金沢百番街・金沢フォーラスに集中しており、最近「クロスゲート金沢」がオープンし飲食店の選択肢が増えました。

[公式] 金沢クロスゲート
https://ore-sc.jp/crossgate-kanazawa/

下の写真左側がクロスゲート入口、右がRInto。

クロスゲート

金沢百番街、金沢フォーラス、クロスゲート金沢を離れるとお店の数はぐっと減ります。

次にお店が多くあるのは金沢駅から歩いて10分〜13分程度(1km少々)の近江町市場・金沢エムザになります。このエリアは金沢駅周辺と違って、ちょっと離れても観光ポイントやお店が多くあり、筆者が滞在するなら近江町エリアを勧めるエリアでもあります。

そんな金沢駅エリアですが、楽しいお店がたくさんありますし、金沢グルメも集中して味わうことができます。

Enjoy Kanazawa!

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