無洗米を使うメリットは大きい、環境保護や災害対策としても無洗米は必須の時代だ

無洗米を使うメリットは大きい、環境保護や災害対策としても無洗米は必須の時代だ

スーパーのお米売り場には同じブランドで「普通米」と「無洗米」があります。その価格差は大抵の場合は無洗米のほうが5kg袋で100円ほど高いです。物価高騰の昨今、つい通常米をかってしまいますが、我が家ではしばらく前から前面的に無洗米に切り替えました。

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無洗米のメリット

メリット1:とぎ汁による水質汚濁防止

そもそも無洗米は米のとぎ汁による水質汚濁の防止の目的で開発され1991年から販売されているそうです。

[公式] 全国無洗米協会

全国無洗米教会ってあるのですね、この記事を書くために調べるまで知りませんでした。

米をといでから卓理由は上記サイトにありました。

実は、精米した白米の表面には、従来の精米機では取りきれない、粘着性の強いヌカ(肌ヌカ)が残っています。この肌ヌカを取り除くために、精白米を炊く前にとぎ洗いが必要でした。洗わずに炊くと、ヌカ臭いご飯になってしまうからです。

全国無洗米教会「無洗米とは」https://www.musenmai.com/about_musenmai.html

学研の子供向けサイトのコンテテンツですが、「米のとぎ汁750mlを綺麗にするには270リットル(バスタブ0.9杯分)の水が必要」としています。

[学研キッズネット] よごれた水をきれいにするのには、どれくらいの水が必要なんですか?

全体からすれば微々たるものという意見もあるようですが、微々たる汚染だから無視していいわけではありません。

環境保護は自分でできるところからできる範囲で確実に行う。これを多くの人が実施することで大きな力となるのです。

メリット2:災害で断水しても米をとがずにご飯が炊ける

通常のお米を炊いてご飯にするには、かならずとぐ必要があります。

しかし、災害により断水しているととぐためだけに貴重な水を使うわけにはいきません。

炊くための熱源としては、カセットコンロにカセットボンベを常備しておけばなんとかなりますが、お米をとぐのは無理です。

炊くための水はかなりの量のペットボトルの水を備蓄していますのでOKでしょう。

もう一つ、排水ですがマンションの場合は大規模地震では排水管が痛む可能性があり、排水系統に異常がないことを確認できるまでトイレを筆頭として排水を流さないようにしなければなりません。

そんな中で結構な量のとぎ汁を流すわけにはいきません。

選び方

無洗米には肌ぬかの落とし方などでの品質基準がないそうで、無洗米ならなんでもいいわけでもないようです。

へぇ、そうなのか!なのです。

美味しい無洗米を選ぶには加工方法が問題ですが、品質表示に無洗米の加工方法を記載することは求められていないので、筆者卓がいつも買うお米のどこをみても加工方法はありません。

残念ながら先ほど確認したら「BG無洗米」の表示はありませんでした。

ここの部分に目を瞑ったとしても、水質汚濁防止に一家庭として貢献できるのは間違い無いですし、非常時にもなんとかなる可能性が高くなることから続けて買っています。

無洗米の加工がどうあれ、普通米でとぎすぎて粉砕された米が多くなったご飯、とぎ方不十分でなんとなく額くさいご飯よりはずっといいと思います。



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