Androidでたいして使っていないのにバッテリーの減りが早いと感じた場合、チェックすべき場所は限られていますが、意外に気づかないところです。モバイルネットワークがバッテリーを食っているって言われても、アプリじゃないからアンインストールすることもできないし、ずっと機内モードにしておくわけにもいきません。
本記事ではAndroidスマートフォンとしてASUS Zenfone 10を使っています。
・デバイス:ASUS Zenfone 10
・Androidバージョン:13
・Androidセキュリティパッチレベル:2023年10月5日
・ベースバンドバージョン:M2.6.16.32-VanGogh_000320
・カーネルバージョン:5.15.74-android 13-8-04992-g623fe372881f-ab10534577 #1 Thu Jul 20 07:56:12 UTC 2023
・Extension ROM:1.1.4
・ビルド番号:TKQ1.220928.001.33.0220.0220.101 release-keys
バージョンが上記とは異なる場合、画面や設定項目・名称が異なる場合があります・
バッテリー消費状況
[設定] > [バッテリー] > [バッテリー使用量] で前回のフル充電からのアプリごとのバッテリー使用量の比率が高い順から表示されます。
ChromeだったりEdgeだったりfacebookだったり….いろいろありますが、ベスト3あたりに「モバイルネットワーク」が出ていたら要チェックです。
ある時の筆者のZenfone 10例です。
原因の1つ目:3Gを捕まえようとしている
昔ならいざ知らず今は4Gが基本で都市部では5Gというのが普通です。存在しない3Gの電波を探してバッテリーをくわれても困りますので探さないようにしましょう。
以下Zenfone 10の場合を例に取って対策をしましょう。
[設定] > [ネットワークとインターネット]
接続しているWifiの[インターネット]をタップします。
開いた[インターネット]の画面で生きているSIM(グレーアウトしていない)の右の歯車をタップします。
開いたSIMの設定画面の中に[優先ネットワークの種類]をタップします。
[優先ネットワークの種類]画面でZenfone 10では[2G/3G/4G/5G]がデフォルトになっていますので、[4G/5G]をタップして、2Gや3Gを探さないようにします。
同じ画面を一番下までスクロールすると[2Gの許可]があります。これがONになっていればOFFにします。
これでしばらく様子を見てください。
おそらくバッテリー使用量で「モバイルネットワーク」が出てくることはなくなるのではないかと思います。
原因の2つ目:一番利用頻度の高い場所が4Gと5Gの境目
我が家これにあたるのですが、以前同じSIM(UQ)をiPhone 15 Pro Maxで使っていた時、そのときにより4Gになったり5Gになったりしていました。
Zenfone 10ではデフォルトではモバイルネットワーク接続をしているか否かがわかる扇形アイコンだけが表示され。4Gか5Gかはわかりません。
Zenfone 10の場合、上から下にスワイプしてクイック設定を表示し、扇形アイコンをタップして一時的にモバイルネットワークを切断します。
すると画面右上のステータスアイコンの扇形の部分が5Gあるいは4Gという文字に変わりますので、どちらかがわかると思います。
見るたびに4Gだったり5Gだったりするようであれば、そこは5Gエリアの境目付近ということもありますし、マップ上はバリ5Gでもマンション高層階とかマンション室内だと4Gになり、窓際にいくと5Gになったりすることもあります。
この場合、5Gネットワークを使用しない設定にする手もありますが、それも勿体無いのでこのまま行く方がいいのではないかと個人的には思います。
5Gを使わない設定は、前述と同じ手順でSIM設定の画面を出します・
[5Gネットワーク]をオフ。[オート5G]をオフにしましょう。
次に[優先ネットワークの種類]を[4G]を選択します。
これで4Gしか使わなくなるはずです。4Gだけを選ぶのでつながらないことはないはずですが、5Gでかなり高速で使えるエリアでも4Gでしかつながらないのでその点だけ覚悟が必要です。
まとめ
バッテリー消費については何かと手間がかかるのがAndroid、言い換えればど手間をかけたくてもかけられないのがiPhoneです。
モバイルネットワークのバッテリー消費率が高い場合には、3G優先などになっていないかをチェックしましょう。