2020年JGC修行のヒント:海外発券とビジネス/プレエコ利用でFOP単価8.29円・4回で解脱する旅程<連載3回目/終>

旅行・JGC・SFC
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この記事を書いているのは11月の終わりですが、来年(2020年)こそ修行しようと思っている方は多いと思います。そこで来年こそJALのサファイア会員資格をゲットするんだとJGC修行を決意された方へ、短期集中修行でなおかつFOP単価も安いという夢のようなプランの一例と、そうしたプランを作るヒントをお届けします。今回は連載最後3の回目となります。

連載1回目
連載2回目
連載3回目(★今回)

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今回のサンプルコース

振り返りとして、まず今回のサンプル旅程を再掲します。

パッと見た目にはややこしいのですが、前回の説明でお分かりいだけたでしょうか?

運賃総額で(RMのレートは表右上に仮定しています)ぎりぎり40万円を切り、FOP単価も運賃ベース8.29円/FOPと悪くありません。正直なところANAより10万円ほど安く上がるように思います。

それでも、昨年よりJALも値上がりしているのでレートは悪くなっています。昨年ならFOP単価8円を切ったかもしれないコースです。

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コースを作るポイント

最大のポイントは、海外発券部分の運賃は日程による変動は少なめですが、それを挟み込む両端の日本発着往復運賃が高めであり、日程による変動が激しいことです。

海外発券部分の運賃変動が少ないとはいえ、変動はあります。

問題は、海外発券部分の安い時と国内発券部分の安い時がなかなか一致しないということです。

さらに2週間ちょっとという短期間にクアラルンプール2往復と石垣往復が入るハードスケジュールであり、仕事なんにちか休まないと実現不可能なコースでもあります。

海外発券でのJGC修行は、最低2回の往復が必要でなおかつ2回目の日程も決まっていなくてはいけないという自己の予定との擦り合わせ上の難しさがあります。

そこで、自分の予定を目安に、JALキャンペーンが有効な1回目の帰国(海外発券の往路部分)後二週間以内に2度目のクアラルンプール出発が可能な日程を、自分の予定と見比べながら変動の大きな部分を先に確定してしまいます。

STEP1

海外発券を挟み込む国内部分を決めてしまいましょう。

ポイントは、2回の往復がJALキャンペーンの14日制限の範囲で可能な自分のスケジュールを明確にすること。そしてその間に最短日帰りの石垣往復が入ることです。もちろん石垣は宿泊しても構いません。

2回のクアラルンプール行きの間隔をあけてしまうと、キャンペーン運賃が非適用となり往復で125,000円どころか30万円近くに跳ね上がりますので注意が必要です。

ここは意地でも二週間少々以内に2回のクアラルンプールと石垣往復をこなさないといけません。

(JALホームページより)

(JALホームページより)

このように1日ずれると価格が跳ね上がります。この場合はキャンペーン価格14日以内有効という制約によります。FOPはもとより全体を安くあげるためにはこの制限は厳守しなければなりません。

STEP2

両端さえ決めてしまえばあとはクアラルンプールに何日滞在するか、石垣にいくのはいつで日帰りか一泊かです。

もちろん、ストップオーバーなしでその足で石垣に行き、石垣から羽田/成田経由でクアラルンプールに戻り、2日か3日ほど滞在して戻るという手もありますが、全体ではかなりの長丁場になりますので、体力的・荷物的に辛くなるので、個人的には細切れをお勧めします。

このようになるわけですね。

STEP3

あとはシドニー往復です。ここはプレエコで攻めましょう。FOP単価が許せばもちろんビジネスでも良いし、メルボルンでも構いません。最低はシドニーのプレエコです。普通席はNOです。全体のFOPが全く足りなくなります。

この旅程4は単純往復ですし、クアラルンプールより前でもよいし後でもかまいません。都合のよいとき・価格の安い時でかまいません。家族旅行・夫婦旅行を兼ねるのも大いに結構です。ゆっくりたのしみましょう。

季節が反対になることをお忘れなく。

シドニーは仕事や遊びで何度か行っていますが、まあ正直なところ物価は高いかなと思いますね。しかし見所はたくさんありますし、交通網も結構整っており、キングスフォード・スミス空港(シドニー空港)は鉄道で市内中心部まですぐです。中心部となるCentral駅までたったの4駅です。

以前はシティーレールと呼ばれていましたが、現在は近郊路線をシドニー・トレインズという名称(会社)で運営しています。

綺麗で快適な電車です。

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まとめ

JALはクアラルンプール線のビジネスで安いセール運賃が出ることがある。ただし大抵の場合利用期間は14日間と短いが、FOP単価はビジネス(クラスX)利用で9円切るので相当お得である。

前述のお得運賃を海外発券の両端に使うと全体的なFOP単価が下がる。海外発券では東京ストップオーバーで石垣まで足を伸ばすとFOPも稼げてFOP単価も下がる。JALでは国際線の国内区間の付与率は100%で維持できる。

海外発券を安くあげるには、価格変動が大きい両端の国内発券部分をセールを使ってうまく決めてしまうのがコツ。

うまく組み合わせれば、ビジネス・プレエコ・クラスJと普通席を一切使わない贅沢旅行にも関わらず、4回の旅行(2回のクアラルンプール、1回のオーストラリア、1回の石垣島)でFOP単価8円台で達成することができる(JALカード初回搭乗5,000FOPプレz年とキャンペーンがない場合、安い日を選んで那覇往復を1度入れればOK)。

この旅程のクアラルンプール2往復をもう1セット入れるとJGCプレミアに達成できる。

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連載3回目(★今回)

 

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