金沢駅と小松空港の間の交通手段、リムジンバス以外にもJRを使うという手がある

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金沢へ飛行機で行く時、空港と金沢市内の交通手段はリムジンバスを使うのが良いか、JR北陸本線を使うのが良いのか?を考えてみましょう。必ずしも無条件にリムジンバスが良いとは限りません。

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金沢駅と小松空港のアクセス

金沢市内と小松空港の間の交通手段は高速バスと自家用車を別にすれば2つの方法があります。

リムジンバス

金沢駅西口(時刻によっては香林坊や武蔵ヶ辻・近江町市場からも出ています)3番乗り場から出発します。

時刻は基本的にはフライトに合わせてバスのダイヤが組まれています。

運賃:1,300円で降車時に支払い
所要時間:およそ40分程度

小松空港バス乗り場または金沢駅西口バス待合室の券売機で乗車券を購入できます。

支払いは乗車券、現金、北鉄バスのICカードであるICaのいずれかです。

交通系ICカード(SuicaやICOCA、Pasmoなど)は使えませんのでご注意ください。

くれぐれもご注意を。

小松空港から乗る場合、現金やICa (北鉄バスのICカード)よりも乗り場付近の券売機で乗車券を買う方がお得です。なぜならば金沢駅西口までの1,300円の乗車券に加えて、金沢駅まえから200円区間の乗車券がついています。券売機で乗車券を購入する場合に限ってSuicaやICOCAで乗車券購入代金を支払えます。

バスによっては香林坊まで行きますので、香林坊付近の宿に向かうには好都合ですが、金沢駅西口止まりのバスだと金沢駅から香林坊までバスに乗る必要があるので、それをカバーするために付いているのだと思われます。

現金やICaだとこの200円分は別途自腹になりますので、小松空港からバスに乗る時は絶対券売機で乗車券を買いましょう。

残念ながら小松空港へ向かうのはこのメリットはありません。

JR+連絡バス

小松空港へはJRも利用できます。

JR:金沢駅 → 小松駅 <運賃:510円、SuicaやICOCA利用可能、約32分>
北鉄加賀バス:小松駅→小松空港 <運賃:280円(現金)、約12分>
合計運賃:790円

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比較

基本的には連絡バス+JRのほうが運賃は安いけれど時間はかかります。

連絡バス+JRの場合のポイントはJRと連絡バス間の乗り継ぎです。連絡バスはフライトに合わせたダイヤですが、JRのほうは飛行機のスケジュールなんか関係ないので、待ち時間が長くなる可能性があります。

小松空港→金沢駅

所要時間は上記の通りですが、具体的に日曜日のダイヤで調べてみましょう。

羽田空港8時40分出発のANA751便を利用すると仮定します。

連絡バス+JRリムジンバス
羽田空港(ANA751)08:4008:40
小松空港09:4509:45
小松空港(連絡バス)10:0010:00
小松駅(連絡バス)10:12
小松(JR)10:47
金沢11:2810:40
運賃790円1,300円

運賃は連絡バス+JRのほうが510円安いですが、50分近く時間が長くかかります。

金沢駅→ 小松空港

小松空港17時5分発のANA756便に乗ると仮定します。

連絡バス+JRリムジンバス
金沢15:2415:35
小松15:56
小松駅(連絡バス)16:05
小松空港(連絡バス)16:1716:15
小松空港(ANA756)17:0517:05
羽田空港18:1518:15
運賃790円1,300円

たまたま連絡バスの乗り継ぎがよいのすが、結構クリティカルなので電車を1本早めたほうがいいと思います。そうなると15時ちょうど初になりますので、やはり40分近くJRのほうが時間が余計にかかります。

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JR小松駅経由を選んだほうが良い場合

それは二つの場合が考えられます。

どちらも見学に時間はかからないので、帰りに金沢をあとにする時刻を早めて下記2箇所を見学することをおすすめします。

こまつの杜を見学

小松市は建設機械の日本でのシェアNo.1、世界でもNo.2を誇る小松製作所生誕の地です。

小松駅前にあるこまつの杜(https://komatsunomori.jp)を見学したい場合。

世界最大級大型ダンプトラック930E、日本に1台だけの超大型油圧ショベルPC4000の実物見学、小松製作所の歴史が見学できます。

特に930EやPC4000は一見の価値があり、これをみるためだけに小松に立ち寄ってもよいくらい。

石川県立航空プラザを見学

こちらは小松空港に隣接している航空博物館の石川県立航空プラザ(https://komatsu-ccf.x0.com/culture/aviation_plaza/)があります。

入館は無料!です。

最新飛行機の展示などはありませんが、過去航空自衛隊で使用されていたF-104JやT-2B、T-33Aなどが実機展示されています。

F-104Jは1964年から1986年にその座をF-4Eに明け渡すまで日本の空を守ってきた戦闘機です。ちなみに、F-4EJのあとはF-15が主力戦闘機….まあどうでもいいですが、とにかく日本の空の守りについた最初のジェット戦闘機というわけで、その実機をみることができます。

電子機器は下手すりゃ真空管という時代であり、今のスマートフォンのほうが圧倒的に高性能といえるような代物の事態でした。

売店には自衛隊(特に空自)グッズがたくさんありますので、一度は見学してみる価値があります。

こちらはリムジンバスでもOKなのですが、JRを使った方が時刻選択の自由度があがります。

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まとめ

基本的にはリムジンバスが便利ですが料金はちょっとだけ高くなります。

帰りは金沢を早めに出て、JRを使って小松経由でこまつの杜と石川県立航空プラザを一度は見学してはどうでしょうか?

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