5G対応スマートフォンとしてはコストパフォーマンスが非常に高いSHARP AQUOS sense 5G。SoCはSnapdragon 690 5G mobile platformを使用しています。ハイパフォーマンスではないので、荷時状態で使っているともっさり感じる場合もあるかもしれません。もっさりを解消するためにすべき2つの事があります。
Snapdragon 690
Snapdragon 600番台のミドルレンジの中の下位SoCとして初めて5G対応したものです。
600番台ではありますがベンチマークでは結構頑張っています。
以下のSnapdragon 690のデータはGarumaxによります。
Antutu V8 総合 | 285373 |
Antutu V8 CPU | 62229 |
これは600番台の中ではダントツ、ミドルレンジ上位の700番台のなかでも720/732あたりと総合スコアでは肩を並べています。
AQUOS sense 5G
SHARPから出ているミドルレンジの5G対応スマートフォンです。
SIMフリー版(SH-M17)、docomo版(SH-53A)、au版(SHG03)、SoftBankがあります。
筆者の場合はdocomo版通常39,600円のところを、UQモバイルからのMNPで5G Welcome割22,000円が適用され17,600円で入手できました。
17,600円で5G対応の国内メーカーの5Gスマホが買えたのですから大満足です。
特徴:
・4570mAhのバッテリーとIGZO液晶のあわせ技でバッテリー持ちが良い。
・ラジスマ*(HYBRID RADIO)対応。
ラジスマについて:
・ハイブリッドラジオアプリ「radiko+FM」を使って、このアプリだけストリーミングのradikoと、普通のFM放送のラジオの両方を便利に聞けるというもの。
・通常のFMラジオ内蔵スマートフォンではFMラジオアプリは選曲やプリセットが面倒だが、スマラジ(
radiko+FM)だとradikoで局を選ぶのと同じUIでタブで切り替えてradikoと同じGUIでradikoのエリアフリー・タイムフリー・ライブ(ストリーミング or FM)を切り替えられる。
・ストリーミングと違って電池消費が1/3程度、携帯電話網が災害等で使えなくなってもFMラジオ受信ができ災害対応ツールとしてとても良い
・FMラジオはradikoと違ってリアルタイムで遅延がない。
AQUOS sense 5Gを速くする2つのこと
[1] スクロールオートをオフにする
スクロールオートとは、ニュースやブログなど長いページを見るときに自動的に画面をスクロールする機能です。
筆者はAQUOSは初めてではないのでこの機能は以前から知っていますが、正直なところ無くても全然問題ない機能だと思います。スクロールなんてちょっと親指でいじればいいだけですもの。
AQUOS sense 5Gでは、スクロールオートの機能をオフにすることで画面周りの動きが早くなります。
具体的にデータをとったわけではないですが、体感で明らかにわかるほどの差を感じます。
以下でオフ手順を紹介します。
ホーム画面で[設定]の歯車アイコンをタップして設定画面を出します。
AQUOS便利機能画面で[スクロールオート]をタップ。
スクロールオートの設定画面になりますので[ON/OFF]のスライドをオフにします。デフォルトだとONになっているはずです。
普段やっていることをいろいろやってみてください。
画面周りでもっさり感を感じている場合は試す価値があります。
スクロールオートはほとんど使わない機能だと思いますので、オフにして得るものはあっても失うものはほとんどありません。
[2] ゲーミング設定をオフにする
ガンガンゲームする人はもっとハイエンドSoCを使ったモデルを買うでしょう….かな?
筆者はゲームはしないので、ゲーミング設定とかいりません。
試しにオフにしてみたら、[1]の状態からさらに動きが軽やかになった気がします。
[1]と同じ手順で「AQUOS便利機能」の画面に入ります。 [ゲーミング設定]をタップ。ゲーミング設定画面でなかほどにある[パフォーマンス]をタップ。
パフォーマンを優先にするを選んでも、通常のSNSやら写真やらニュースサイトを見る限りは差がわかりません。
ゲームをしない普通の使い方ではこちらを通常にして良いと思います。
もしゲームをして画面で不都合が出るなら高精細表示にすればよいでしょう。ただ、その場合はもっと高速なハイエンドSoCを搭載した、例えばAQUOS R6あたりが欲しくなると思いますが…。
まとめ
AQUOS sense 5Gを利用していて画面周りでもっさり感を感じたら2つの対応策を試してみる。、
一つ目はスクロールオートを切る。
二つ目はゲーミング設定を軽快動作に設定する。