今年元旦、つまり2020年1月1日午前に我が家に配達された(配達業者様ありがとう!)タフネス・ハードウェアキーボード搭載スマホ「Unihertz Titan」を使って一ヶ月が立ちましたので、一ヶ月経過レポートをお送りします。ユーザーとして真実の声(の一つ)ですので、今後市販された時の参考にしてください。
これまでの記事
このスマホについては当サイトの以下の記事で紹介しています。
メイン(iPhone 8)との使用比率変化
さて、一ヶ月ガンガン使った結果です。
そのまえにどれくらい使ったか。キャリアの1月分通信量でみましょう。
Unihertz Titan (サブスマホ) | UQ mobile | 4,552,201バイト (~12月までは0.6GB前後) |
iPhone 8 (メインスマホ) | au | 2,122,029バイト (~12月までは6GB/月前後) |
メインであるiPhone 8はTitan入手までは平均6GB/月くらいでしたが、Titanが届いた1月は1/3の2.1GBに低下。
一方サブスマホ用のUQは12月まではAQUOS R Compactで、1月からTitanに移行しました。12月までのAQUOSR Compactでは平均0.6GB/月程度しかつかっていませんでした。
すなわち両方合わせると
~12月までは6.6GB程度
1月は6.6GB程度
と事実上、2台のスマホをあわせた通信量はほとんど変わりません。
~12月 (AQUOS R Compact) | 1月 (Titan) | |
iPhoneの通信量(%) | 91% | 32% |
AQUOS/Titanの通信量(%) | 9% | 68% |
今までは通信量の1割も使っていなかったサブスマホ(AQUOS R Compact)がTitanになって物珍しさももちろんありますが、スマホ利用通信の7割近くをTItanが使うようになっていました。
これ以外にも自宅のWifi経由でダウンロードしておいたポッドキャストの再生やAmazon Music Unlimitedのオフライン再生などもつかっていますので、使用時間比率にしたら、12月までのAQUOS R CompactとiPhone 8の比率は感覚的に1:20くらいだったのが、8:2くらいになった感覚があります。
Titanの使用比率が高くなった理由
AQUOS R Compactをサブスマホにしていた私が、サブスマホをTitanにしただけで使用比率がメインとサブで逆転した理由を考えてみました。
画面が大きくて見やすい
ほぼ正方形という変わった画面ですが、横が1,430pxもあり結構幅もあってでかいので見やすい。メガネ常時着用(上は素通し、下が凸)で日常暮らしていますが、それでもやはりある程度大きいのは見やすい。
電池のもちが良い
なんといっても6、000mAhのバッテリーはすごい。ほぼトップクラスの容量だと思います。iPhone 8だと70%くらいになる使い方でも、Titanだと90%台です。この安心感は素晴らしいです。バッテリーあってのスマホですからね。
スイスイ
AQUOS R Compactに比べてホーム画面の操作などもスイスイです。別にAQUOS R Compactがトロイとはいいませんが、明らかに差を感じます。GARUMAXによればantutuスコアは以下の通り。
AQUOS R Compact(Snapdragon 660) | 総合スコア:129342 |
Unihertz Titan(Helio P60) | 総合スコア:179660 |
AntutuスコアではTitanのほうが約4割ほど速いというのがantutuの結果ですが、体感的にもまあそんな感じ。爆速に早くは感じないですが、AQUOS R Compactに比べると明白なさを操作感として感じます。
速度に関しては、iPhone 8は同じくGARUMAXによれば総合スコア:334893だそうなので、およそ2倍近い開きがあります。しかしアーキテクチャの差からでしょうか、GUI周りの操作ではそんな差は感じません。3D系のゲームなどはしないというのもあるかもしれませんが。
ハードウェアフルキー
これは私がキーボードPDAフェチだからかもしれません。今の多くの人には通じないかも。
このキーボードだと英文入力は絶対に仮想キーボードより速いです。しかし日本語になるとローマ字で通常2クリック必要なのが、仮想キーボードのフリック入力だとワンタッチなので負けます。
そういう意味ではフリック入力に部がありますが、そんな事関係なくハードキーが好きなんです。
AquaMozc for Titan
標準の日本語入力IMEのKika-Keyboardがあまりにもウルトラ超絶タコなので使い物にならなくてがっかりしたのですが、AquaMozc for Titanの登場で状況は一変。有償IMEですがそれだけの価値は十分あります。
Cntrl-J/B/N/Mでのカーソル上下左右、入力時の部分確定や全確定、Ctrl-P/O/I/Uでのアルファベット変換やカタカナ変換など、Cntrl-K/Lでの文節切り離しとか、ほぼPC(Windows)での操作と同様のことがAquaMozc for Titanで可能になります。入力タッチは多いですが、入力中の修正などは仮想キーボードとは比べ物になりません。
ざっくりこんなところがTitanのほうをよく使う理由でしょうか。
一番大きいのは画面の見やすさ、バッテリーの持ちの良さ、AQUOS R Compactに比べて速いことが理由です。
Titanは購入できるのか?
Titanは日本の技適を通っていますので、日本国内での利用は全く問題ありません。ですが、買えなければ意味がない。
数量限定で予約購入できるようです。
詳細はUnihertzの日本語サイトを御覧ください。
まとめ
一ヶ月間使用した結果、従来のサブスマホ(AQUOS R Compact)とメインスマホ(iPhone 8)の使用比率(通信量の比率)が1:9から7:3とTitanの使用がオフラインを含めると8割以上になった。
Titanを多く使う要因は、画面の見やすさ、バッテリーの持ちの良さ、従来のサブスマホ(AQUOS R Compact)に比べての速さである。
日本語IMEは標準品はクソなのでAquaMozc for Titanを推奨。PCのIME基本操作に近いことができる。
TitanはUnihertz日本語サイトで予約受付中。