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2020/3/8 YouTubeチャンネルで紹介動画を入れましたので、末尾に当該動画を埋め込みました。
この記事では、軽量・ソフトで体にフィットするセキュアなポーチ「SECURIPO(セキュリポ)」を紹介しています。
海外旅行用セキュアなバッグの必要性
当サイトとYouTubeチャンネルでは、海外旅行で置き引きやスリ、スキミング対策がガッツリされている強固なバッグ「pacsafe」について紹介しておりました。
「pacsafe」が最強であることは全く変わらないのですが、肌見放さず付けられる軽くてフィット感の高い、それでいてセキュアなバッグはないのだろうかという思いもありました。
訪問する国によるとは思いますが、基本的に海外旅行者には身分証明書(=パスポート)をいつも所持し求められれば提示できるようにしなくてはならない国が多いと思います。
日本人がアジア人テロリストと間違えられる可能性は少ないかもしれませんが、西欧人から見れば東アジアの人種は区別がつかないとも言います。万が一のときにやはり自分の身元や国籍を証明できないととんでもないことになる可能性もあります。日本人だと証明できれば何事もないはずだったのに….と思っても遅い。
パスポートなどはポケットには入れておきたくないですね、さりとてちょっと出歩くのに大げさなバッグも面倒だ!スマホとパスポートと若干のものが入る程度のものでいいのはないか?
そういう声に答えてくれるバッグがLiberFlyer(リバーフライヤー)のSECURIPO(セキュリポ)です。
この記事を書くにあたり、LiberFlyer様より商品をご提供いただきました。
商品提供をいただいてはおりますが、良いところは良い、注意すべきところはその旨ハッキリと書かせていただいております。PR記事ではなく、pacsafeを愛用する旅行好きユーザーの立場での紹介記事です。
SECURIPOの詳細
特徴
SECURIPOは薄型軽量のポーチで、スキミング防止素材を全面に使用しています。
本体素材 | ライクラ生地(一般名称はスパンデックス)で防水性の高い生地。 |
セキュリティ対策 | スキミング100%防止素材をインナーポケット全面に使用 |
ファスナー | YKK製 |
大きさ | 幅24cm、高さ13.5cm |
価格 | Amazonで2,000円台 |
ライクラ生地はゴムのような強さと柔軟性を持ち、直射日光、汗や洗剤で傷むことのない丈夫な布地で、スポーツ用品に多く使われています。
写真で紹介
それでは写真で見てみましょう。
本体部分は幅24cm、高さ13.5cmで非常に薄くかさばらないサイズです。
この外側にくる面にファスナポケットが一つ。
身につけたときに体に当たる側は、メッシュポケットになています。
メッシュなので汗でピッタリくっついてしまうことが避けられますが、入れるものは注意が必要ですね。タオルハンカチとか入れておくと良いと思います。
ストラップは布ではなく伸縮性のある素材になっています。
全体的に薄くかさばらないようになっていますので、分厚い財布とかは無理があるかと思います。
このポーチ、実は二つ折りになっており、ベルクロで固定されています。
上の写真を見るとおわかりの通り、二つ折りを開いた内側にファスナーポケットがあります。
この内側ポケットの中にはカード入れがあります。
カードを裸でバッグに入れるかどうかはいろいろな意見があるかと思います。
基本的には私は財布に入れていますが、一方で、カードの入った財布(普通はキャッシュも一緒に入っている)を人前で出すことで狙われるチャンスを与えてしまっているのも事実です。
ケースbyケースですが、このように簡単には取り出せない部分にカードだけを入れておくというのも一つの防御手段となります。
カードが何枚も入った財布を海外の人前で出すのは危険です。その点、このようにスキミング防止生地を使用しているカードポケットから必要なカードだけを取り出すのは、被害を防ぐ意味でも有効かと思います。
なんといっても一番壊れやすいところなので安心のYKK製です。
この外側ポケットにスマホなどを入れるわけですが、どの程度の大きさが入るのか?
Unihertz Titanというハードウェアキーボード付きのタフネススマホは入るか?
個人的にはこれが入るのが嬉しいですねぇ。
海外旅行でなくても冬場はダウンのポケットがあるのでいいですが、薄着の季節になったらどうしようかと思っていたのです。ちょっとそこまで行くのにバッグは持ちたくない、さりとてTitanはポケットには入らない!
マジで助かりますよ!
キッチンスケールでの重さ測定結果は135gでした。LiberFlyerサイトでの紹介では110gとなっていますが、ちょっと違いすぎるのは「?」です。
実測値は135gです。
使い方
ポーチですから、好きに持てば良いと思います。
どう持っても、ベルトは柔らかで伸縮性に富んでおりますので、締めすぎて体にグイグイ食い込むこともありません。想像以上に快適な持ち心地です。
ウェストポーチとして使う
個人的な意見ですが、海外旅行の場合ウェストポーチは危険だと思っていますので、海外でのこの持ち方は私はおすすめしません。
洋服の下にセキュリティポーチを隠し持つというのは、日本人旅行者によくあるスタイルなので狙われやすいというのもあります。
ただし、普通のごついウェストポーチとは違いスリムでソフトなためボディラインにフィットしますから、意外にめだたないのかもしれません。
私はウェストポーチは嫌いですが、一般論としてこのように薄く体にフィットするものならウェストポーチはありかもしれません。
斜めがけポーチとして使う
個人的にはこちらのほうが好きです。
ボディバッグ的な使い方ですが、本体は必ず前にもちます。これは鉄則です。
ベルトがわやらかな伸縮素材なので普通のボディバッグより楽ちんですが、やはり体から外すのはちょっと面倒。シャツを脱ぐように外すよりは、ぐるりと回してバックルを前に持ってきてパチン!が一番簡単。持つときはその逆で体の前でバックルをとめて本体を前にぐるりと持ってくる。
ただし、二つ折りの内側ポケットからカードなどを取り出すのは、(外さない限り)ウェストポーチスタイルのほうが楽です。
ランニング用にぴったり
薄くて軽量、体にフィットするしなやかさがあり、ベルトも柔らかな伸縮素材なのでランニングの際にぴったりではないでしょうか。
ランニングといえども、やはり何かのときにスマホがないと困りますし、多少の現金も持っていたいものです。そのために腕につけるポーチとかもアホらしいし、あれ、意外と邪魔になります。
そういうときにSECURIPOならば装着していても邪魔になりません。走っているので本体を背中側に回しても問題ないでしょう。(海外のランニングでは本体後ろはおすすめしません)。
入れるもの
何を入れてもいいわけですが、冒頭の写真のようなものが一般的でしょうか。
海外旅行ならパスポート、スマホ、カードの類で、軽い街歩きにはぴったりでしょう。
機内持ち込みに肌見放さず持つにはかさばらないしソフトでいいと思います。一人旅でトイレに立つときとかもこのような貴重品を入れたバッグを席に置くのはもってのほかです。
私の場合、国際線機内持ち込みにはpacsafeのほうを使うと思います。そのほうがpacsafeトラベルオーガナイザーもきっちり入ります。トラベルオーガナイザーの利点は、入出国や税関審査に必要なものが全て一括管理できるということで、私のpacsafeのものは、パスポート・搭乗券・JAL/ANAのステータスカード・SIMリムーブピンと現地SIM(取り替えた後は国内SIM)、ホテルの予約確認書、旅行保険控えなど一括で管理できるところにあります。
入国した後ホテルについて街歩きするなら、大げさなトラベルオーガナイザーはむしろ危険ですらあるので、SECURIPOのような軽くて体にフィットするセキュアなバッグが好適かと思います。
注意点
当ブログ・YouTubeでは非常に安全性の高いセキュアなバッグpacsafeを紹介しておりますので同じようにこのSECURIPO も捉えられると困りますのであえて注意点を書いておきます。
pacsafeは椅子やテーブルの上にちょいと置いても置き引きされないような工夫を施したセキュアなバッグです。その分重さもあるし、がっしりしています。
一方SECURIPOは、常に肌見放さず耳につけて安全に持つためのものであり、pacsafeとは設計思想と想定シチュエーションが異なるものです。どちらが良いとか悪いではありません。
- pacsafeのような置き引き対策機能はなく、常に身につけるためのポーチです。
- pacsafeのような防刃素材(本体とベルト)は使われていませんので、カッターナイフでバシュッとやられたら終わりです。
常に身につけるためスリム・軽量でスキミング対策がなされています。椅子の上に置いて離れたりしてはいけません(当たり前)。どこへ行くにもトイレに立つにも常に体に身につけているべきバッグです。
紹介動画
YouTube動画チャンネル「aichanworld」でも紹介動画を掲載しました。
まとめ
海外旅行街歩きなどで、大げさなバッグは持ちたくないが、パスポートを常に安全に携帯するような時には、LiberFlyerのSECURIPOがぴったり。
135gという軽さ、しなやかな防水性の生地でランニング用にもぴったり。ランニングの際悩みのタネとなるスマートフォンや多少の現金、電子マネーカード(Suicaなど)を安全にもつために作られたような気さえします。